「雛さん見せて、豆おくれ」
今日のお題:七五三
タイトルとお題の乖離がすぎる。
マシュマロで頂いたお題です。お題を頂いたのが約1年前。頭の片隅で熟成させておりました(土下座)。
はて…七五三?
この1年、時折このお題について思いを巡らせてはこれといった収穫もなく思索が終了するということを繰り返していましたが、やっと聞きました。母に。
すると、どうやら私が子供の頃に住んでいた地域では七五三をする風習がなかったらしい。3歳の頃にお宮参りして写真を撮ったような気もする、という程度の母の記憶。母ですらこうなのだから、いわんや私をや。
女の子は3歳と7歳でやるというのも今知った。
そうだ、あれだ!
うーん、じゃあ子供の頃に英語教材のビデオにはまって「キュウカンバァ」「トゥメィトゥ」ばっかり言ってた話でも書く?と考えていたら、母が一言。
「ほら、雛さんが大変やったやん?」
蘇る記憶。そうや、雛さんがあったやん!
ハロウィン?いいえ、雛さんです
七五三はどこへやら、ひな祭りの話です。そう、3月3日の。私の地元では、ひな祭りといえば近所の家に突撃し、「雛さん見せて、豆おくれ」と言って回る日でした。かけ声の通り、訪問したお宅の雛飾りを見せてもらい、さらにお菓子をもらうという行事です。
改めて調べてみると全国的には「雛あらし」と呼ばれる風習のようです。地元では「雛さん」と呼ばれていました(と私は認識している)。
過疎化は進みつつ、2019年現在もこの行事は続いているようです。去年はこの行事を見物する企画があったようで笑ってしまった。
ちなみに
私は子供の頃ガムを食べようとしなかったようで、「なんでガム食べないの?」と聞いた母に「どうせ吐き出すものをなんでわざわざ食べるの?」と返していたようです。全く記憶にございませんが、わかりみが深い。